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ジーコの言葉

Jリーグにおいて鹿島アントラーズは異質な存在だ。「常勝軍団」。なんという響きだろう。我がFC東京にはないものを鹿島は持っている。それにはクラブを黎明期から支え続けるジーコの存在がある。エル・ゴラッソ誌上の「(ACL)悲願達成の舞台裏」という記事にあるジーコの言葉が胸に残った。

 

「プロの生活は非常に短い。あのときこうしていれば、と思ったときには1年が終わっている。だから時間を無駄にするな。あのときシュート打てばよかったと後悔を残すと自分が停滞する。1日が終わったとき『今日はしっかり練習ができた』という達成感をもち、また翌日同じ気持ちになれるように意識して取り組んでほしい」

 

人生100年時代というけれど、一日一日が薄まるわけではない。むしろ、長期戦だからこそ、乗数効果として毎日毎日が重要になる。とはいえ、クソみたいな仕事もある。どうしようもない人間関係に打ちひしがれそうになる(人間関係なんて所詮そんなものかもしれない)。誰も褒めてくれない。

 

 

それでも。。

 

 

自分で自分を褒めずして、誰が褒めるというのか。明日の自分も褒めるに足りる自分でありますように。

 

http://blogola.jp/img/2018/11/2108.jpg

 

出所:エル・ゴラッソ2018/11/13発売号

ストレングスファインダー(2017/04/23)

ストレングスファインダーの新版が出たということで前回から2年ぶりに挑戦してみた。

 

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変更点

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新版になってフィードバックがより丁寧になり、下記がレポーティングされるようになりました。

・強みのインサイトガイド
 個人別の強みのインサイトをお読みください。

・強みのインサイトと行動計画ガイド
 強みを活用する方法と強みに基づいた行動計画の作成方法を学習します。

・上位5つと34すべて(※追加の料金が必要?)

・行動計画ツール
 個人別の強みに基づいた行動計画を作成します。

 

このうち、行動計画に関するものはかなり具体的になっていて、示唆がありました。これだけで買った価値があったと思います。

 

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ストレングスファインダー(2017/04/23)

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ここからは自分の上位5項目。3回目のトライにして内省が初登場1位に、逆に5年前は1位だった原点思考がランキング外にと微妙に入り繰りがありました。変わるところ、変わらぬところ、定点観測すると見えてくるものがあるなぁと思います。

 

1.内省(New

2.学習欲(前回1位、前々回2位)

3.最上志向(前回2位)

4.着想(前回ランク外、前々回3位)

5.収集心(前回5位、前々回5位)

 

ランク外

個別化(前回3位)

原点思考(前回4位、前々回1位)

 

 

1.内省(New

あなたは考えることが好きです。あなたは頭脳活動を好みます。あなたは脳を刺激し、縦横無尽に頭を働かせることが好きです。あなたが頭を働かせている方向は、例えば問題を解こうとしているのかもしれないし、アイデアを考え出そうとしているのかもしれないし、あるいはほかの人の感情を理解しようとしているのかもしれません。何に集中しているかは、あなたのほかの強みによるでしょう。一方では、頭を働かせている方向は一点に定まっていない可能性もあります。「内省」の資質は、あなたが何を考えているかというところまで影響するわけではありません。単に、あなたは考えることが好きだということを意味しているだけです。あなたは独りの時間を楽しむ類の人です。なぜなら、独りでいる時間は、黙想し内省するための時間だからです。あなたは内省的です。ある意味で、あなたは自分自身の最良の伴侶です。あなたは自分自身にいろいろな質問を投げ掛け、自分でそれぞれの回答がどうであるかを検討します。この内省作業により、あなたは実際に行っていることと頭の中で考えて検討したことと比べた時、若干不満を覚えるかもしれません。あるいはこの内省作業は、その日の出来事や、予定している人との会話などといったような、より現実的な事柄に向かうかもしれません。それがどの方向にあなたを導くにしても、この頭の中でのやりとりはあなたの人生で変わらぬもののひとつです。

 

2.学習欲(前回2位、前々回1位)

あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。あなたは何も知らない状態から能力を備えた状態に、着実で計画的なプロセスを経て移行することで活気づけられます。最初にいくつかの事実に接することでぞくぞくし、早い段階で学んだことを復誦し練習する努力をし、スキルを習得するにつれ自信が強まる――これがあなたの心を惹きつける学習プロセスです。あなたの意欲の高まりは、あなたに社会人学習――外国語、ヨガ、大学院など――への参加を促すようになります。それは、短期プロジェクトへの取組みを依頼されて、短期間で沢山の新しいことを学ぶことが求められ、そしてすぐにまた次の新しいプロジェクトへに取組んでいく必要のあるような、活気に溢れた職場環境の中で力を発揮します。この「学習欲」という資質は、必ずしもあなたがその分野の専門家になろうとしているとか、専門的あるいは学術的な資格に伴う尊敬の念を求めていることを意味するわけではありません。学習の成果は、「学習のプロセス」ほど重要ではないのです。

 

3.最上志向(前回2位)

優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です。平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要し、あなたはそこに全く意味を見出しません。平均以上の何かを最高のものに高めるのも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。自分自身のものか他の人のものかに関わらず、強みはあなたを魅了します。真珠を追い求めるダイバーのように、あなたは強みを示す明らかな徴候を探し求めます。生まれついての優秀さ、飲み込みの速さ、一気に上達した技能――これらがわずかでも見えることは、強みがあるかもしれないことを示す手がかりになります。そして一旦強みを発見すると、あなたはそれを伸ばし、磨きをかけ、優秀さへ高めずにはいられません。あなたは真珠を光り輝くまで磨くのです。このように、この自然に長所を見分ける力は、他の人から人を区別していると見られるかもしれません。あなたはあなたの強みを高く評価してくれる人たちと一緒に過ごすことを選びます。同じように、自分の強みを発見しそれを伸ばしてきたと思われる人たちに惹かれます。あなたは、あなたを型にはめて、弱点を克服させようとする人々を避ける傾向があります。あなたは自分の弱みを嘆きながら人生を送りたくありません。それよりも、持って生まれた天賦の才能を最大限に利用したいと考えます。その方が楽しく、実りも多いのです。そして意外なことに、その方がもっと大変なのです。

 

4.着想(前回ランク外、前々回3位)

あなたは着想に魅力を感じます。では、着想とは何でしょうか?着想とは、ほとんどの出来事を最もうまく説明できる考え方です。あなたは複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているかを説明する、的確で簡潔な考え方を発見すると嬉しくなります。着想とは結びつきです。あなたのような考え方を持つ人は、いつも結びつきを探しています。見た目には共通点のない現象が、何となく繋がりがありそうだと、あなたは好奇心をかき立てられるのです。着想とは、皆がなかなか解決できずにいる日常的な問題に対して、新しい見方をすることです。あなたは誰でも知っている世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに非常に喜びを感じます。それによって人々は、その事柄を、変わっているけれど意外な角度から眺めることができます。あなたはこのような着想すべてが大好きです。なぜなら、それらは深い意味があるからです。なぜなら、それらは目新しいからです。それらは明瞭であり、逆説的であり、奇抜だからです。これらすべての理由で、あなたは新しい着想が生まれるたびに、エネルギーが電流のように走ります。他の人たちはあなたのことを、創造的とか独創的とか、あるいは概念的とか、知的とさえ名付けるかもしれません。おそらく、どれもあてはまるかもしれません。どれもあてはまらないかもしれません。確実なのは、着想はあなたにとってスリルがあるということです。そしてほとんど毎日そうであれば、あなたは幸せなのです。

 

5.収集心(前回5位、前々回5位)

あなたは知りたがり屋です。あなたは物を収集します。あなたが収集するのは情報――言葉、事実、書籍、引用文――かもしれません。あるいは形のあるもの、例えば切手、野球カード、ぬいぐるみ、包装紙などかもしれません。集めるものが何であれ、あなたはそれに興味を惹かれるから集めるのです。そしてあなたのような考え方の人は、いろいろなものに好奇心を覚えるのです。世界は限りなく変化に富んでいて複雑なので、とても刺激的です。もしあなたが読書家だとしたら、それは必ずしもあなたの理論に磨きをかけるためではなく、むしろあなたの蓄積された情報を充実させるためです。もし旅行が好きだとしたら、それは初めて訪れる場所それぞれが、独特な文明の産物や事柄を見せてくれるからです。これらは手に入れた後、保管しておくことができます。なぜそれらは保管する価値があるのでしょうか?保管する時点では、何時または何故あなたがそれらを必要とするかを正確に言うのは難しい場合が多いでしょう。でも、それがいつか役に立つようになるかどうか誰が知っているというのでしょう。あらゆる利用の可能性を考えているあなたは、モノを捨てることに不安を感じます。ですから、あなたは物や情報を手に入れ、集め、整理して保管し続けます。それが面白いのです。それがあなたの心を常に生き生きとさせるのです。そしておそらくある日、その中に役に立つものが出てくることでしょう。

 

 

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0

 

 

 

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」

はてなブログ5周年ありがとうキャンペーンお題第1弾「はてなブロガーに5つの質問」

1. はてなブログを始めたきっかけは何ですか?

前職の仕事は書くこと、表現することでした。そんなこんなでアウトプットを続けていたら自らについても色々残したくなったのがきっかけです。

2.ブログ名の由来を教えて!

サッカー用語からの引用です。ボールに触れている時間をon the ball、そうでない時間をoff the ballといいます。1試合90分で両チーム全員(22名)が等しくボールに触れる
とすると、on the ballの時間は一人あたり4分ちょっとしかありません。「ボールのないところ、人の目につきづらいところで何をするかが大事」 ということでこのブログ名にしました。

3.自分のブログで一番オススメの記事

 次のエントリーです!

4.はてなブログを書いていて良かったこと・気づいたこと

 はてなブログに限らず、自らの思いを形に残すというのはデトックス効果大きいです。振り返りなくして、成長もないですし。個人的なエントリー中心ですが、それに対し、全く知らない人からフィードバックがあるととても嬉しいです。

5.はてなブログに一言

サービスの継続、よろしくお願いいたします!

 

気持ちの持ち方

Jリーグのチャンピオンシップは年間勝点1位の広島が、見事1勝1分で年間チャンピオンの座に輝いた。

さて、その準決勝で解説の岡ちゃんの「勝負に臨む際の気持ちの持ち方について」のコメントが印象的だったので、ここに記しておきたい。以下はその意訳。

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「何くそ」「負けたくない」というブラックパワーは短期的には効く。しかし、体を固くするというデメリットもある。
勝ち続けるためには「勝ちたいんだ」「勝つのが好きなんだ」というポジティブパワーを持つことが重要。
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ここからは自分の話。今年の夏は自分の部署から、従来のエースプレイヤーがいろーんな理由により、他部署へと異動となった。「●さんがいなくなったから、と言わせないようにしよう」というのがマネージャーとの合言葉になっていた。まさしく、ブラックパワーであるwそれから半年近く、気が付くと●さんに対する対抗心のようなものは目の前から消え去っていた。岡ちゃんのコメントを聞いて久々に思いだしたくらい。

おかげさまで近頃の自分の仕事は、高く評価してもらってるみたいだ。自分が最近考えていることといえば「なすべきことは何か?」ということだけ。●さんに対抗しようなどと肩肘はらず、自分にとって当たり前の仕事を淡々とこなしてるだけ。それを評価してもらってるってことは実にラッキーなこと。伊丹敬之さんは『経営を見る眼』の中で、「当たり前スタンダード」という言葉を使っていたけど、自分の当たり前の方向性が会社・組織・チームのそれと同期度合いが大きいというのは、極めてラッキーなことだと思う。

・・・まとまらない文章だけど、これにて終わりにw

ストレングスファインダー(2015/05/31)

ストレングスファインダーを3年ぶりにやってみた。結果は下記の通り、5項目のうち、2つが入れ替わってた。

前回テストを受けた動機は、部署異動にあたり自分の強みを明らかにしたかったこと。働き方も個人主導からチームとしてのものに変化したのだけど、それに合わせて自分の強みが変化したのはポジティブに考えていいんじゃないかなと思う。

1(2):学習欲
2(New):最上志向
3(New):個別化
4(1):原点思考
5(5):収集心

外(3):着想
外(4):戦略性

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1. 学習欲(前回:2)

あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。あなたは何も知らない状態から能力を備えた状態に、着実で計画的なプロセスを経て移行することで活気づけられます。最初にいくつかの事実に接することでぞくぞくし、早い段階で学んだことを復誦し練習する努力をし、スキルを習得するにつれ自信が強まる――これがあなたの心を惹きつける学習プロセスです。あなたの意欲の高まりは、あなたに社会人学習――外国語、ヨガ、大学院など――への参加を促すようになります。それは、短期プロジェクトへの取組みを依頼されて、短期間で沢山の新しいことを学ぶことが求められ、そしてすぐにまた次の新しいプロジェクトへに取組んでいく必要のあるような、活気に溢れた職場環境の中で力を発揮します。この「学習欲」という資質は、必ずしもあなたがその分野の専門家になろうとしているとか、専門的あるいは学術的な資格に伴う尊敬の念を求めていることを意味するわけではありません。学習の成果は、「学習のプロセス」ほど重要ではないのです。

2.最上志向(New

優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です。平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要し、あなたはそこに全く意味を見出しません。平均以上の何かを最高のものに高めるのも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。自分自身のものか他の人のものかに関わらず、強みはあなたを魅了します。真珠を追い求めるダイバーのように、あなたは強みを示す明らかな徴候を探し求めます。生まれついての優秀さ、飲み込みの速さ、一気に上達した技能――これらがわずかでも見えることは、強みがあるかもしれないことを示す手がかりになります。そして一旦強みを発見すると、あなたはそれを伸ばし、磨きをかけ、優秀さへ高めずにはいられません。あなたは真珠を光り輝くまで磨くのです。このように、この自然に長所を見分ける力は、他の人から人を区別していると見られるかもしれません。あなたはあなたの強みを高く評価してくれる人たちと一緒に過ごすことを選びます。同じように、自分の強みを発見しそれを伸ばしてきたと思われる人たちに惹かれます。あなたは、あなたを型にはめて、弱点を克服させようとする人々を避ける傾向があります。あなたは自分の弱みを嘆きながら人生を送りたくありません。それよりも、持って生まれた天賦の才能を最大限に利用したいと考えます。その方が楽しく、実りも多いのです。そして意外なことに、その方がもっと大変なのです。

3.個別化(New

あなたは個別化という資質により、一人ひとりが持つユニークな個性に興味をひかれます。あなたは一人ひとりの何が特別でどこが個性的なのかを覆い隠したくないので、人を一般化したり、あるいは類型化することに我慢できません。むしろ、個人個人の違いに注目します。あなたは本能的にそれぞれの人の性格、動機、考え方、関係の築き方を観察しています。あなたはそれぞれの人生における、その人にしかない物語を理解します。この資質によって、あなたは、あなたの友達にぴったりの誕生日プレゼントを選んだり、ある人は人前で誉められることを好み別の人はそれを嫌うことを分かったり、一から十まで説明して欲しい人と、一を示せば十を知る人とに合わせて、教え方を調整できたりするのです。あなたは他の人の強みをとても鋭く観察する人なので、一人ひとりの最も良いところを引き出すことができます。この個別化という資質は、あなたが生産性の高いチームを作ることにも役立ちます。完璧なチームを作りに当たり、チームの「組織構造」や「作業手順」に着目する人もいますが、あなたは優秀なチーム作りの秘訣は、各自が得意なことを充分にできるような、強みに基づく配役である、ということを本能的に知っています。

4.原点思考(前回:1)

あなたは過去を振り返ります。そこに答えがあるから過去を振り返ります。現在を理解するために、過去を振り返ります。あなたの見方からすると、現在は不安定で、訳の分からない喧騒が入り乱れています。現在が安定を取り戻すには、過ぎ去った時――すなわち計画が立てられたとき――に心を向けてみる以外方法はありません。過去は今より分かりやすく、計画の基礎が築かれたときです。振り返ると、計画の原型が現れるのが見えてきます。そしてあなたは、初めの意図が何であったのかを知ります。この原型、あるいは意図はあまりにも飾り立てられてしまって、本来の姿がほとんど認識できなくなっていますが、この原点思考という資質によって、これらが再び現れます。このようにして原型や意図を理解することは、あなたに自信を与えます。あなたは元々の考え方を知っているので、もはや方向を見失うことなく、より適切な判断を下すことができます。仲間や同僚がどのようにして今のようになったかを知っているので、あなたはより一層彼らの良きパートナーとなります。過去に蒔かれた種を理解しているために、あなたは自然に将来をよく見通すことができるようになります。初対面の人や新しい状況に直面すると、自分をそれに適応させるのにある程度の時間を必要とするでしょうが、その時間を取ることを心掛けなければなりません。あなたは原型が表面に浮かび上がるような質問が必ずできなければなりません。なぜならば状況がどうであれ、過去の原型を見たことがなければ、あなたの決断に自信が持てないことになるからです。

5.収集心(前回:5)

あなたは知りたがり屋です。あなたは物を収集します。あなたが収集するのは情報――言葉、事実、書籍、引用文――かもしれません。あるいは形のあるもの、例えば切手、野球カード、ぬいぐるみ、包装紙などかもしれません。集めるものが何であれ、あなたはそれに興味を引かれるから集めるのです。そしてあなたのような考え方の人は、いろいろなものに好奇心を覚えるのです。世界は限りなく変化に富んでいて複雑なので、とても刺激的です。もしあなたが読書家だとしたら、それは必ずしもあなたの理論に磨きをかけるためではなく、むしろあなたの蓄積された情報を充実させるためです。もし旅行が好きだとしたら、それは初めて訪れる場所それぞれが、独特な文明の産物や事柄を見せてくれるからです。これらは手に入れた後、保管しておくことができます。なぜそれらは保管する価値があるのでしょうか? 保管する時点では、何時または何故あなたがそれらを必要とするかを正確に言うのは難しい場合が多いでしょう。でも、それがいつか役に立つようになるかどうか誰が知っているでしょう。あらゆる利用の可能性を考えているあなたは、モノを捨てることに不安を感じます。ですから、あなたは物や情報を手に入れ、集め、整理して保管し続けます。それが面白いのです。それがあなたの心を常に生き生きとさせるのです。そしておそらくある日、その中に役に立つものが出てくることでしょう。

 

「折り合いをつける」ということ

競馬用語に「折り合いをつける」というのがある。

競走馬は調教され、気性を矯正されレースに臨むわけだが、競走馬の気性が先行し、騎手のコントロールを離れ、自由気ままに行こうとしてしまうことがある。この行きたがる状態が全面に出ている状態を「かかっている」という。大前提として、騎手は「かかっている」状態にしないことが望ましい。しかし、競走馬は生き物であり、そう簡単にコントロールできるものではない。

「かかっている」競走馬とそれを押さえつけようとする騎手。この競走馬と騎手が喧嘩している状態を「折り合いがついていない」という。はたして、競走馬のエネルギーは摩耗し、レースという勝負からは脱落である。名手といわれる騎手は「かかっている」馬をあえて抑えこもうとせず、ある程度自由に行かせてやるのである(あくまでBプランではあるが)。そうすることで競走馬も平常心を取り戻し、エネルギーのロスを最小化できるのである。

一般的なところの「折り合いをつける」というのが、妥協点を見つけるというような意味合いだとすると、競馬用語の「折り合いをつける」はもっと幅のある表現だといえそう。

この相違の要因はなにか?「競走馬=感情、騎手=理性」と考えるとよい。一般用語の場合、感情は理性の下位概念として位置付けられ、理性にてコントロールされるべきものとして扱われている。一方、競馬用語の方においては、感情・理性はフラットな関係といえよう、いやむしろ感情の方が優位といえるのかもしれない。

「折り合いをつける」、味わいのある表現だと思う。そんな僕は最近すっかりかかり気味なわけだがw理性という手綱を通じて、うまく折り合いを付けたい。あらゆるレースに勝ち負けするにはまずそこからだ(この「勝ち負け」というのも好きな表現の一つだ)。

【J1】150307_ガンバ大阪vsFC東京@万博

セルフジャッジ&誤審の合わせ技による前半ATの失点、後半早々のPKと昨年後半であれば完全に負けパターン。アウェイ参戦予定も雨予報ということでチケット握りしめTV観戦していましたが「正直行かなくて良かった・・・」などと思ってしまいました(ゴメンナサイ)。

 そんな劣勢の中でも、チームは戦う意思を全く失ってはいませんでした。その先陣となったのはJ2武者修行から帰ってきた林。トップ下の河野に替えてFWとして投入されると、前線から積極果敢なチェイシングを敢行、GK東口へのボールをカットしたあたりからチームの雰囲気が大きく変わったように感じます(その後、カメラが林の姿を抜いた時にはその眼光の鋭さに正直しびれました!)。

 2-2の引き分けに持ち込めたのは、第三者的には武藤さまさまといったところでしょう。同い年である宇佐美との対比もあり、Jリーグ関係者も喜んでるはずです。しかし、個人的に好感したのは前述した林、そして後半開始から投入された丸山といったJ2武者修行組の活躍。そして彼らを躊躇なく投入したマッシモ監督の采配を改めて評価したいと思います!


【J1採点&寸評】G大阪×FC東京|武藤が殊勲の2ゴール! | サッカーダイジェストWeb

 東の6.5は納得いかんw