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off the ball

tal9blog

ストレングスファインダー(今更)

1.原点思考

あなたは過去を振り返ります。そこに答えがあるから過去を振り返ります。現在を理解するために、過去を振り返ります。

 

あなたの見方からすると、現在は不安定で、訳の分からない喧騒が入り乱れています。現在が安定を取り戻すには、過ぎ去った時 ― すなわち計画が立てられたとき ― に心を向けてみる以外方法はありません。

 

過去は今より分かりやすく、計画の基礎が築かれたときです。振り返ると、計画の原型が現れるのが見えてきます。そしてあなたは、初めの意図が何であったのか?を知ります。

 

この原型、あるいは意図はあまりにも飾り立てられてしまって、本来の姿がほとんど認識できなくなっていますが、この原点思考という資質によって、これらが再び現れます。

 

このようにして原型や意図を理解することは、あなたに自信を与えます。あなたは元々の考え方を知っているので、もはや方向を見失うことなく、より適切な判断を下すことができます。仲間や同僚がどのようにして今のようになったかを知っているので、あなたはより一層彼らの良きパートナーとなります。過去に蒔かれた種を理解しているために、あなたは自然に将来をよく見通すことができるようになります。

 

初対面の人や新しい状況に直面すると、自分をそれに適応させるのにある程度の時間を必要とするでしょうが、その時間を取ることを心掛けなければなりません。

 

あなたは原型が表面に浮かび上がるような質問が必ずできなければなりません。なぜならば状況がどうであれ、過去の原型を見たことがなければ、あなたの決断に自信が持てないことになるからです。  

2.学習欲

あなたは学ぶことが大好きです。あなたが最も関心を持つテーマは、あなたの他の資質や経験によって決まりますが、それが何であれ、あなたはいつも学ぶ「プロセス」に心を惹かれます。内容や結果よりもプロセスこそが、あなたにとっては刺激的なのです。

 

あなたは何も知らない状態から能力を備えた状態に、着実で計画的なプロセスを経て移行することで活気づけられます。最初にいくつかの事実に接することでぞくぞくし、早い段階で学んだことを復誦し練習する努力をし、スキルを習得するにつれ自信が強まる ― これがあなたの心を惹きつける学習プロセスです。

 

あなたの意欲の高まりは、あなたに社会人学習 ― 外国語、ヨガ、大学院など ― への参加を促すようになります。それは、短期プロジェクトへの取組みを依頼されて、短期間で沢山の新しいことを学ぶことが求められ、そしてすぐにまた次の新しいプロジェクトへに取組んでいく必要のあるような、活気に溢れた職場環境の中で力を発揮します。

 

この「学習欲」という資質は、必ずしもあなたがその分野の専門家になろうとしているとか、専門的あるいは学術的な資格に伴う尊敬の念を求めていることを意味するわけではありません。学習の成果は、「学習のプロセス」ほど重要ではないのです。 

3.着想

あなたは着想に魅力を感じます。では、着想とは何でしょうか?着想とは、ほとんどの出来事を最もうまく説明できる考え方です。

 

あなたは複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているか?を説明する、的確で簡潔な考え方を発見すると嬉しくなります。

 

着想とは結びつきです。あなたのような考え方を持つ人は、いつも結びつきを探しています。見た目には共通点のない現象が、何となく繋がりがありそうだと、あなたは好奇心をかき立てられるのです。

 

着想とは、皆がなかなか解決できずにいる日常的な問題に対して、新しい見方をすることです。あなたは誰でも知っている世の中の事柄を取り上げ、それをひっくり返すことに非常に喜びを感じます。それによって人々は、その事柄を、変わっているけれど意外な角度から眺めることができます。

 

あなたはこのような着想すべてが大好きです。なぜなら、それらは深い意味があるからです。なぜなら、それらは目新しいからです。それらは明瞭であり、逆説的であり、奇抜だからです。これらすべての理由で、あなたは新しい着想が生まれるたびに、エネルギーが電流のように走ります。

 

他の人たちはあなたのことを、創造的とか独創的とか、あるいは概念的とか、知的とさえ名付けるかもしれません。おそらく、どれもあてはまるかもしれません。どれもあてはまらないかもしれません。確実なのは、着想はあなたにとってスリルがあるということです。そしてほとんど毎日そうであれば、あなたは幸せなのです。 

4.戦略性

戦略性という資質によって、あなたはいろいろなものが乱雑にある中から、最終の目的に合った最善の道筋を発見することができます。

 

これは学習できるスキルではありません。これは特異な考え方であり、物事に対する特殊な見方です。

 

他の人には単に複雑さとしか見えない時でも、あなたにはこの資質によってパターンが見えます。これらを意識して、あなたはあらゆる選択肢のシナリオの最後まで想像し、常に「こうなったらどうなる?では、こうなったらどうなる?」と自問します。このような繰り返しによって、先を読むことができるのです。

 

あなたは起こる可能性のある障害の危険性を正確に予測することができます。それぞれの道筋の先にある状況が解かることで、あなたは道筋を選び始めます。

 

行き止まりの道をあなたは切り捨てます。まともに抵抗を受ける道を排除します。混乱に巻き込まれる道を捨て去ります。

 

選ばれた道 ― すなわちあなたの戦略 ― にたどり着くまで、あなたは選択と切り捨てを繰り返します。戦略を武器として先へ進むこと。これが、あなたの戦略性という資質の役割です。問いかけ、選択し、行動するのです。 

5.収集心

あなたは知りたがり屋です。あなたは物を収集します。

 

あなたが収集するのは情報 ― 言葉、事実、書籍、引用文 ― かもしれません。あるいは形のあるもの、例えば切手、野球カード、ぬいぐるみ、包装紙などかもしれません。集めるものが何であれ、あなたはそれに興味を引かれるから集めるのです。そしてあなたのような考え方の人は、いろいろなものに好奇心を覚えるのです。世界は限りなく変化に富んでいて複雑なので、とても刺激的です。

 

もしあなたが読書家だとしたら、それは必ずしもあなたの理論に磨きをかけるためではなく、むしろあなたの蓄積された情報を充実させるためです。もし旅行が好きだとしたら、それは初めて訪れる場所それぞれが、独特な文明の産物や事柄を見せてくれるからです。これらは手に入れた後、保管しておくことができます。

 

なぜそれらは保管する価値があるのでしょうか?

 

保管する時点では、何時または何故あなたがそれらを必要とするかを正確に言うのは難しい場合が多いでしょう。でも、それがいつか役に立つようになるかどうか誰が知っているでしょう。あらゆる利用の可能性を考えているあなたは、モノを捨てることに不安を感じます。

 

ですから、あなたは物や情報を手に入れ、集め、整理して保管し続けます。それが面白いのです。それがあなたの心を常に生き生きとさせるのです。そしておそらくある日、その中に役に立つものが出てくることでしょう。

 

以上、基本後ろ向き&引きこもりのようです。

「頭を使わないでただやみくもに動いている選手がいる。」 ― マルキーニョス(元鹿島など)

――日本人選手の長所は?

スピードがあり、運動量も豊富、技術レベルも高い。まじめに練習するし、監督の指示に極めて忠実だ。

  

――短所は?

敵の選手からプレッシャーを受けると精神的に萎縮して、自分の能力をしっかり発揮できない選手がいる。また、試合を通じて同じペースでプレーしようとする選手が多い。90分間同じ強度でプレーするのは不可能だし、いつも同じリズムだと相手も慣れてしまう。だから、状況に応じてプレーの強度やリズムを変える必要がある。しかし、それがわかっていない選手、あるいはわかっていてもできない選手が多かった。

 

――日本人FWの足りない点、伸ばすべき点は?

みんなスピードがあってよく動くんだけど、頭を使わないでただやみくもに動いている選手がいる。相手のマークを外すために、頭を使っていろいろ駆け引きをしなければならない。それからもっと自信を持ち、落ち着いてシュートを打つべきだと思う。もっと貪欲にゴールを狙う姿勢も必要だろう。

 

――自分のプレースタイルは、日本に合っていたと思いますか?

日本に合っていたんじゃなくて、努力を重ねて日本のスタイルに合わせたんだ。ブラジルでプレーしたいた頃は、自分が点を取ることしか頭になかった。でも、日本ではFWもある程度守備をすること、動き出しを工夫して味方の選手からうまくパスを引き出すことを求められた。考え方を変え、練習を積んでこれらの要求に応えられるようになったからこそ、日本で10年間もプレーできたのだと思う。

 

(出所:エルゴラッソ2011年12月23日発売号)  

「魅力的な選手を育てるためには育つ過程を邪魔しないこと」李済華(國學院久我山高校コーチ)

Q.試合では選手の個性が生きているという印象を受けますが?
A.個性は、こちらが求めなくても本質的に持っているものです。また、同じことを求めても選手ごとに違う形になります。たとえば、ドリブルでフェイントをかけるのが上手な子がいれば、足が速くて相手の背後を積極的に狙う子もいます。キック力があれば遠くからシュートを打ちます。プレーの選択に個性は出ます。

しかし、最近、クラブ育ちの子に多いのですが、感情が豊かでなく、どの選手も同じように見えて個性的じゃないと感じることはあります。スポーツの場合、感情がエンジンで理性はブレーキです。それなのに、初めから理性的にサッカーをしようとしています。

少し逆説的ですが、それはサッカーが上手でも魅力的ではありません。パターン練習などを用いて、理屈でサッカーを教え過ぎているのではないかと思います。サッカーは失敗を恐れ過ぎると魅力のないスポーツになります。最終的には相手より多く点を取っていれば勝ち。90分でできるだけ多く点を取るためのプレーを選択していかなければいけません。ロングシュートを打てば相手が寄せてきてスルーパスが有効になり、サイドからドリブルをしかけていくと逆サイドのマークが空いてくるとか、一つのプレーに限っての正解というものはなく、そのプレーによって次のプレーが生まれていく。だから、局面の理解度をいかに高めて、ゲームの中で実行するか。その中でみんなにチャレンジが許されるスポーツだと捉えれば、サッカーはエキサイティングで個性的になると思います。

魅力的な選手を育てるために大切なのは、選手が育つ過程を邪魔しないことです。サッカー以外の面を含めて、心身の健全な発育を見守ること。そして、テクニック使い方において致命的になりうる欠点を矯正すること。そうすれば、ゲームの中で創造的な選手は育つと思います。

 

 

Q.欠点の修正というのは、どういうものですか?

A.細かい技術については、長所を伸ばすのではなく、欠点を修正します。長所は勝手に伸びるものですから。子供は、自分が好きなことはどんどんやります。でも、欠点を修正することはなかなかできないし、ストレスがかかるのでやろうとしません。だけど、その欠点が直ればスッとうまくなる子がいます。上手な選手は立ち姿、走るフォーム、ボールタッチの全てが綺麗。そういうカッコいいプレーヤーを育てるためには、キックのフォームがずれていないか?ボールタッチのポイントは正しいか?シュートのときにお尻が下がって重心が落ちていないか?など矯正しないといけない部分はあります。ときどき「基礎練習をやっておけ」と子供たちに任せてしまう指導者の方がいますが、私はおかしいと思います。プレーの安定性を出していくための基本練習こそコーチがしっかりと見るべきです。

 

 

Q.以前「みんなが高校選手権にお世話になってきた。この大会を『クラブユースに入れなかった、下手な子たちの大会』にしてはいけない」と言われたことが印象に残っています。監督にとって、高校選手権とはどういう大会ですか?

A.日本は今、欧州のクラブ文化に学ぼうとしていますよね。でも、もっと日本的なものを大事にした方が良いと思います。それがサッカーの高校選手権であり、野球の甲子園大会でしょう。"部活"という言葉には、かつてのシゴキという暗いイメージがあると思います。しかし、学校の先生が見守ってくれる中で、授業が終わったらすぐにサッカーができるという素晴らしい文化です。私は"ジュードー(柔道)"と同じように、"ブカツ"は世界共通語になってもいいくらいだと思っています。

最近はトーナメント戦の弊害が指摘されて、高校サッカー界にもリーグ戦の導入が進んでいます。ただ、一発勝負が一番エキサイティングなのだから、これはこれでいいと思います。東京都予選の決勝戦では毎年、西が丘サッカー場がものすごく盛り上がります。でも、高校対クラブ、クラブ対クラブで試合をしても同じようにはならないはずです。学校のブラスバンドやチアガールまで一緒になって盛り上がるのがいい。観客がいない試合は面白くありません。観客がゲームを作っていく部分もあるからです。彼らはもう一人の主役。そういうものを含めて高校サッカーは成り立っていると思います。

 

その中で指導者にできることは、良い内容のゲームを提供することです。バックチャージでも何でもありで勝てばいいという試合をしていたら、観客もマスコミも高校サッカーから離れていくでしょう。欧州のようなリーグ戦を導入するのいいと思いますが、日本が築き上げてきた高校選手権という舞台に集約されているこの文化をもっと大切にするべきです。

 

(出所:エルゴラッソ2011年12月23日発売号)